戦争の最中に出会った一組の男女。それは、2人の運命を大きく変えた。
文豪アーネスト・ヘミングウェイの実話に基づいたラブストーリーです。第一次世界大戦中のイタリア。小説家志望の青年アーネストは、前線で負傷して赤十字病院に運び込まれます。そんな彼を献身的に看護したのは、アグネス・ フォン・クラウスキーという美しい看護師でした。迫りくる戦火の中、やがて2人は恋に落ちますが...
静かだけど、じんわりと胸に迫って来る良作でした。「戦争の悲惨さ」と「一途な愛」がひしひしと伝わってきました。アーネストとアグネスがお互いに惹かれ合っていく過程が丁寧に描かれており、特にアーネストの彼女への真っ直ぐな想いにはキュンとなりました♡だからこそ、愛し合っているのに2人が下した決断が切なかったです、、、戦争さえ無ければと感じました。
このラブストーリーは、小説『武器よさらば』の基になりました。実はこの文庫本を持っているのですが読みかけなので...この機会に改めて最初から読んでみようと思います☆