ありんこ

呪いの館のありんこのレビュー・感想・評価

呪いの館(1966年製作の映画)
3.6
ザ・怪奇👻映画。石造りの町なかにたちこめる霧、窓からのぞく手、螺旋階段、ドアtoドアへの追いかけっこ等々、撮り方の工夫で怪奇色を盛り上げている。
話は因習渦巻く村にやってきた余所者(警部、医師、理学生)が20年前に死んだメリッサの霊に脅かされる……と言うより、メリッサに怯える村人たちと衝突する場面が大半だけど😅
急きょ医師ポールの助手として雇われた女学生モニカが実はメリッサの生家グラップスに関係があったというのは途中で予想がついたが、メリッサを使って村人を呪っていた人物までは考えが及ばず🫢
そうなるとアレはメリッサじゃなくてメリッサの姿を模した悪霊だったのか。でも肖像画がドクロと一緒に描かれてたのはメリッサの元々の残虐性を表しているのではないか。……等々、鑑賞後も想像が膨らむ良い作品だった☺️
ありんこ

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