タカ

呪いの館のタカのレビュー・感想・評価

呪いの館(1966年製作の映画)
3.8
神をも見放す呪われた村

みごとな仕事❗️名作ゴシックホラー‼️
序盤から隠し通すことのできない不穏な空気
他言を許さない村人の雰囲気が直面する状況の重々しさを表す。

彼女視点の演出
ブランコに乗ったような前後揺れ動き目線
施される数々の描写が古典的で恐ろしい
窓越しにぺたっと張り付く手
不気味に現れる表情
何かJホラーっぽくないかい?
数々のクリエイターがこの映画の影響を受けているのだろう
恐れ入ります🙇‍♂️

死体に触ってはいけない
あの娘のうわさをしてはいけない
課されるルールが意味ありげで
想像力を見事に掻き立てる
回収されていく展開は見事としか言いようがない
あっぱれ❗️マリオ・バーヴァ❗️

1966年に作り込まれていることの衝撃
時代の最先端を示したような作品
当時の人々がどんな評価をしたのか気になる
というかタイムスリップして体験したい!
偉人の頭の中は果てしない
誰か特番で2時間まるごとマリオ・バーヴァで語ってほしい
知識はないけど、やっぱり偉人はすごい!
タカ

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