このレビューはネタバレを含みます
Limp Bizkitのボーカルが監督したストーカーもののサスペンス。
作中で「やっぱりLimp Bizkitは最高だぜ!!」とか言ってるシーンがあってなんか微笑ましかった。
割とまんまトニスコの『ザ・ファン』であるが、あちらの方が主人公のキャラクター的な掘り下げが面白く、サスペンス的な演出もキレがあって好み。
それがスマートで良かったのかもしれないが、主人公が映画オタクになるキッカケのシーンがかなり短くかついまいちパンチが無いため映画に狂っているというより唯の痛ヤバいやつでしかないというか。
ジョン・トラヴォルタの巨漢を上手く活かしたキャラクターだったのは良かった。
話はめちゃくちゃシンプル。その分あのメイドの件とか、あんなに簡単に家に侵入できるもんなのかとか、女友達がなんで主人公とあんなにつるんでるのかとか微妙な部分に気がいってしまった。