地球外生命体

A.I.ライジングの地球外生命体のレビュー・感想・評価

A.I.ライジング(2018年製作の映画)
3.2
宇宙船の中を舞台に、ひとりの宇宙飛行士の男と美しい女性型アンドロイドによって繰り広げられる予測不能な事態を描いたセルビア製作のSF映画。

同国のベオグラード国際映画祭で長編映画賞など5部門に輝いたほか、ブラジルのファンタスポア国際ファンタスティック映画祭でも作品賞にノミネートされるなど高い評価を受けた注目作。

原作はゾラン・ネスコヴィッチによる1980年代の短編小説で、ユーゴスラビア人の宇宙飛行士と女性型アンドロイドの関係を描いている。

ニマーニ役はセルビア系をルーツに持つ、アメリカ出身の現役ポルノ女優のストーヤ。

地球から国家が消滅した近未来。宇宙開発のためケンタウルス座アルファ星へ探査に向かった宇宙飛行士ミルーティンには、女性型アンドロイドのニマーニが同行していた。容姿や性格などすべてがミルーティンの嗜好に合わせてプログラムされたニマーニは、何があってもミルーティンに対して従順だった。しかし、長い宇宙生活の中でミルーティンは、次第にニマーニを「人間の女」のようにしたいという欲望に駆られる。その禁断の欲望をかなえるため、ミルーティンはニマーニのプログラムを強制的に書き換えようとするが……。

ヒューマントラストシネマ渋谷の特集「WCC ワンダーナイト・シネマカーニバル2019」内の「WWC ホワット・ア・ワンダフル・シネマ2019」(10月4日~)上映作品。

★2018年タルコフスキー映画祭
ヤング批評家賞
★2018年ベオグラード国際映画祭
男優賞(セバスチャン・カーヴァーツ)
女優賞(ストーヤ)
作品賞
監督賞
特別賞
★2018年SOFEST映画祭
監督賞
★2018年LET'S CEE映画祭
Cineplexx Distribution Award
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