掛谷拓也

355の掛谷拓也のレビュー・感想・評価

355(2022年製作の映画)
3.4
アメリカ独立戦争時に355という女性スパイがいたらしい。アメリカ、イギリス、ドイツ、コロンビア、中国という人種バランスに配慮した女性チームで悪と戦う。アクションはどのアクション映画でもアクションなのでさほど興味がない。裏切ったり裏切られたりもまあスパイ映画はそんなものなので、よっぽど丁寧に作り込んだ映画でなければ驚かない。この映画に新しさがあるなら、人種混合の女性だけのスパイチームということだけだろうか。地球の全てを操るデバイスという設定がまずちゃちいが、製作者は最初に死んでるんだから、最後まで取り合いをするんじゃなくて早い段階で壊しちゃえばいいのにとずっと思ってた。ジェシカ・チャステインはいい年のとり方をしている。ペネロ・ペクルスは相変わらず若い。ファン・ビンビンは他の作品も見たくなった。