ヒューストンを愛し、ヒューストンに愛された男ことトラヴィススコット様!
プロ意識がビンビン伝わってくるドキュメンタリーでした。ヒューストンの市長が良い奴。トラヴィスも悪ぶってるとか全然なくてすごく故郷想いだし、市長とも丁寧にコミュニケーションしてて好感持てる感じ。リスペクトを感じた。
幼少期のジャックを収めたホームムービーが所々で挿入されててこれがすごくいい味を出してた。特にアストロワールドのフェスでトラヴィスがストーミーちゃんを抱いてステージ裏からステージを眺めるシーン。幼きジャックとお母さんのシーンとの対比がすごく良かった。
逮捕されるほどの熱狂を生み出す彼のギグの様子はイカれてるとしか言いようがない。ファンがすごい熱量。怪我人もでるし途中で警備員に追い出される若者も。そんな中でも退場になったファンをステージに上げるとか、履いてたスニーカーあげるとか、最前でせり出したとこに立ってる奴にスポットライト当てさせたりとか、ファン個人を大切にする姿勢が出ててスゲェカッコ良かった。スローになったときのファンの顔がまたいい。劇中にも出てたけどもう一生会えないみたいな顔して喜んでる。
スーパースター気取りみたいなものもあんまりなくてファンと写真撮ったり握手したりをちゃんとしてくれるのも意外なパーソナリティだった。
アルバム製作はトロイモア、ジェイムスブレイク、テームインパラのケヴィンとか豪華メンツすぎる人たちがトラヴィスと一緒にハイになりながら曲作ってて笑った。