kazu1961

アンジェラのkazu1961のレビュー・感想・評価

アンジェラ(2005年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「アンジェラ」
Original Title :「Angel-A」
▪️Release Date:2006/05/13
▪️Production Country: フランス
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:90分
▪️Appreciation Record :2020-224 再鑑賞
▪️My Review
やっぱり、リュク・ベッソン自ら監督した作品なので、とてもスタイリッシュで好きな作品です。『レオン』『ニキータ』のテイストをイメージした歪んだ男と女の世界をファンタジックに描いているいます。
公開当時は、シャラマンならぬ「決して『エンディングの秘密』を明かさないでください」というメッセージが有りました。まあ、全く予想できないエンディングではないですけどね(笑)。
本作の、見所の1つは、アンジェラ(リー・ラスムッセン)とアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)に続く「3番目の主役」とリュック・ベッソン監督が語るパリのまち。エッフェル塔、ノートルダム聖堂、セーヌ河など、故郷パリの名所を“ベッソン・マジック”でスタイリッシュに切り取っています。
本作は、リュック・ベッソンが約6年ぶりに監督を務めた壮大なラブストーリー。人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、愛と人生について再認識していく物語です。主演はフランスの人気コメディアンのジャメル・ドゥブースと、彼を魅了する謎の美女アンジェラにスーパーモデルのリー・ラスムッセンが扮しています。全編白黒で撮影された映像が、パリの町並みをより美しく幻想的に描き出していますよね。
物語は。。。
アレクサンドル三世橋からセーヌ河の見下ろす男アンドレ(ジャメル・ドゥブース)は、身投げをして何もかも終わりにしようとしていました。そこへ透けるような白い肌と神々しく輝く金色の髪、さらには滑らかな曲線を描く肢体を持つ謎の美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)が現れ、彼よりも先に河へ飛び込んでしまいますが。。。
リュク・ベッソン監督は本作をメルヘンな作品にしました。アンドレの自虐ネタ(ちょっと煩すぎて鼻につきますが)とアンジェラのクールさがいいバランスをとっています。うじうじと優柔不断のアンドレに、チラッと冷たい微笑を投げた、リー・ラスムッセンのアップが効いています。あと、音楽がとてもスタイリッシュで優しいですよね!!

▪️Overview
48時間後には命を奪われているかもしれない男、アンドレが、人生を悲観してアレクサンドル三世橋からセーヌ河に身を投げようとしていたとき、突然現れた謎の美女アンジェラが、「あなたと同じことをする」といって河に飛び込むが……。リュック・ベッソン6年ぶりの監督作で、音楽をノルウェーの人気ボーカリスト、アンニャ・ガルバレクが担当。撮影は「ニキータ」「レオン」など、ほとんどのベッソン作品を手がけるティエリー・アルボガスト。(引用:映画.com)

出演は、ジャメル・ドゥブーズ、リー・ラスムッセン。
kazu1961

kazu1961