WAVES／ウェイブスのHiroyaのレビュー・感想・評価

若者に向けられた感が強くてちょっと斜に構えて見てしまったが、割と面白かった。
（もう自分は若者と呼べる年齢でもないのかもと、これを書きながら思いつつ…）

大好きな映画『アメリカン・ヒストリーX』のエンディングでも表現されたように、波は「繰り返し」のメタファーとして時折用いられる。
家族に何が起きても、世界は昨日と変わらなかったように。人はまた恋人とのドライブデートを楽しむように。

テイラー・ラッセルはいつも悲しげで、だからこそ時折見せる笑顔にすごく惹かれる。