予告編多分観たことあるんだけどいったいどんな映画なのか全然知らなかった。
そしてその思いは上映後1時間たっても変わらず、それから更に30分たっても。。。
ラストの方でようやくこの映画の意図するところがわかるのだが「ありきたり～」で終わってしまった。ある意味１番恐れていたラスト。であるからこそもう少し変化球投げてくるかなと期待したけれど悪い意味でただのストレートが来てしまった。
確かに軽く捉えては行けないしとても深く心に刺さるテーマではあるのだが「一生に一度の傑作」を名乗るならね～。単なるキャッチコピーだろうけどさ。
とりあえず映画の始まりは体格の良い黒人青年から始まる。何やら激しいトレーニングが繰り広げられるが帰宅したらちゃんと宿題もやる、家族の仲も良好、おまけに可愛い彼女まで。
何だ、この完璧な高校生ライフは！？
しかし彼の人生はたった１つの波紋によりガタガタに崩壊してしまう。
ここからこの少年がいかにカス野郎だったかが描かれる。
スポーツに全てをかけた青年には辛すぎるし誰もが同じ行動をとったであろう。
でもその後の崩壊っプリは何なの？単なるDV野郎じゃねえか？そして彼の性格の根底には力で全てを解決しようとする父親の影響もあるのだろう。
しかし起きた出来事があまりにも悲劇的過ぎて悲しい。許される行動ではないもののここまで絶望の底に落とされるなんてもう救いようもない展開。
ある意味トラウマになりそうな映画。
