しゅんすけ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのしゅんすけのレビュー・感想・評価

4.2
「ミッション・インポッシブル デッドレコニング PART ONE」

シリーズ7作目を迎えた、前後編2部作の第1作。

うーん、PART TWOがあるからこその、すごく途中で終わってしまうし、アバンタイトルが結構長かったり、話が結構複雑で、「トップガン・マーヴェリック」や前作「~フォールアウト」のような、感動で爽快な感じはだいぶ弱いかなという気がしました。

 なんかトムの過去作の要素がふんだんに入っているような感じがして、特に、イタリアでの逃走劇は、空港での出会いがきっかけという点も含めて「ナイト&デイ」をすごく連想させました。また、「ローグ・ネイション」「フォールアウト」のようなロケーションでのアクションも多く盛り込まれていたと思います。新キャラを演じるヘイリー・アトウェルはとてもキュートなのですが、立ち位置的に結構好き嫌いが出るキャラなのかなと思います。

 アクションに関しては、さすがと言うべきか現状最高峰に君臨するクオリティでした。列車のシークエンスがあんなに長く続くとは予想しておらず、口あんぐりでした。もちろん予告でガンガン流れていたトムのバイクジャンプも最高でした。

 ストーリー自体はツッコミどころ多いです。重要アイテムの奪い合いがほとんど手品合戦になってしまってるし、トムを追いかける側のキャラがいろいろ居過ぎて結構わかりづらいなと思いました。

 ストライキの影響で、予定通り来年にPART TWOが公開されるかは謎ですが、首を長くして続編を待ちたいと思います。