硝子

マーダー・ミー・モンスターの硝子のレビュー・感想・評価

2.5
配信作品一覧を見ていて聞き覚えのあるタイトルだったので観ました。なんとなく見るには難しすぎて、あらすじも確認せず見たのを後悔しました。冒頭からしばらく出来事の時系列や登場人物の関係が分かりにくいです。

主人公のクルスは警察官ですが、フランシスカという既婚女性と恋愛関係にあります。フランシスカの夫ダビドは行方不明になっていました。
ある日、女性の首無し遺体が発見されます。遺体には暴行と性的暴行をされた痕跡が数多くありました。事件後、ダビドが現場から離れた洞窟で呆然としている所を発見されます。ダビドは遺体が見つかる数日前から現場付近で姿が目撃されており容疑者になりますが、その場では逮捕されませんでした。
ダビドが見つかってからもクルスとフランシスカは引き続き交際していましたが、後日フランシスカも首の無い遺体となって発見されます。いよいよ犯人で間違いないとダビドは逮捕されます。
クルスは遺体の状態を見て、こんなことは人間には不可能だ。ダビドがカウンセリングで話した「怪物」の仕業だ。と考えますが、周囲には否定されます。クルスは怪物の存在を証明しようと証拠を集め始め…というのが前半にゆっくりとしたテンポで描かれます。

怪物と戦う話でもなく、ミステリーやサスペンスでもなく、怪物=あるものの擬人化(人間じゃないけど)という感じの映画でした。怖いというより気持ち悪いです。
硝子

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