レオ

遮那王 お江戸のキャンディー3のレオのレビュー・感想・評価

4.0
シリーズ3作目ですが初見さんウェルカムです。
とにかく美しい和製イケメンが観たいならこの作品。
源氏と平氏の話ですが、この時代が一番訳わからん私でも余裕で世界観どっぷりでした。
ちなみに男しか存在しない世界かつアングラお耽美系です、好きな人は好き。

畑違いの友人を誘ってしまった手前男同士のスケベなシーンから始まり『どうしよう』と冷静に気まずくなりましたが、誰が誰に赤いハートの矢印を飛ばしているのかとても分かりやすく純愛だったり歪んでたりエモかったり各々の恋模様に惹きつけられてしまう!
比較的雰囲気重視。
(友人は帰り際パンフレットとまさかのブロマイドも買ってくれてた)
恋愛映画はあまり観ないのですが登場人物が男性のみ、且つ甘い雰囲気も少なく敵とあらばぶった切るぶっ放す世も世なのでモダモダせず観れましたし『逃げろ!』『罠だ!』と終始心の中で応援上映でした。

『遮那王』というタイトルですが、弁慶が実質主人公。
深く繊細に描かれているし、とにかく美しい。
弁慶を美しく撮る熱量がハンパない。
雪の中疾走するシーンで反射したエクステが単色かと思ったら紫やらオレンジが鮮やかに浮き上がるという細部のこだわりがすごい。

私至上最大の推しは 平重衡役の和合真一さん!
(なので評価ガバガバ)
2.5次元舞台が多く、今回も舞台発声でクセのある演技でしたがこれが彼の通常運行です。
見掛けた際はご贔屓よろしくお願い致します。
パッケージでいうと一番左下の赤いアンダーアイラインの君です。


13番(2列目)
フラットでしたが、スクリーンが上部にあるので特に問題なし。
一番人気は15~16番らしい。(スタッフさん談)
『お江戸のキャンディー2』の舞台がまさしくここ下北沢トリウッド。


追記:筆不精の私ですがレビュー200本目!
いつもいいねありがとうございます!
レオ

レオ