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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来のmasayaのレビュー・感想・評価

4.5
 面白い!単純な勧善懲悪に収めず、主人公が自分で考えて選択した結果としてストーリーが進んでいく。魅力的なキャラクターたちが縦横無尽に飛び回るメチャ高クオリティのアクションシーンも、味わいあるギャグシーンも滑らか吹替で満喫。小黒かわいいよ小黒小黒。
 スマホや地下鉄がある現代中国の風景と中華ファンタジー風のキャラクターたちの組み合わせが胸熱。自然vs人間の対立軸は日本のアニメーションでは一昔前に多用されたテーマだってイメージがあるから、少し懐かしさはあるのだけどお隣中国では今まさに直面している問題として捉えられてるんだろうね。
 上映後、舞台挨拶のライブビューイングも。吹替声優のお三方の言葉の端々に熱い作品愛を感じられた。花澤さんが演じた小黒のセリフを宮野さん櫻井さんが当ててみると笑い所になるどころか三人三様の小黒になってたのが流石でした。

2021年11月7日
ユナイテッドシネマキャナルシティにて鑑賞

 4DXで再び観た。
 小黒の心身の成長の過程を丁寧に描き、風息が最後まで戦い続けなければならなかった理由、無限の無表情に秘められた優しさが・・って水噴射ブシャァアア!!!自由落下ズゴゴゴ!!!背中にお尻にリズミカル打撃!!!!と4DXの親和性抜群の痛快エンタメであった。最高
 ストーリー知ってから観る無限のクールさは至高。登場シーンからして満月バックだろ?動の風息に対して静の無限、ほとんど微動だにしないのに敵キャラが弾け飛ぶ圧倒感そして二人旅でのポンコツ感とのギャップに悶える。花の精から髪に花飾られてそのまんまに悶える
 力関係は圧倒的に劣る中、仲間の結束と大義への忠誠によって対抗する離島組。このパワーバランスの歪さと風息の頑なさが、やがてくる結末を想像させてせつない。戦いの前から単純な善悪の相克ではないことに気づく幼い小黒の聡明さに救われる物語。

2020年11月10日
ユナイテッドシネマキャナルシティにて鑑賞


 中国語音声・日本語字幕版で観た。
待望の中国語版ようやく鑑賞。花澤さんのシャオヘイよりちょっぴりやんちゃな子供普通話小黒〜!!内容分かってるから字幕追わずにことばの響きだけで楽しめた。最初に言葉を発する風息がイケボで焦るし無限も渋い。既に円盤早よという気分
 無邪気な小黒と比べるとシュイちゃん意外と無限やナタに丁寧語使っててお姉ちゃんだね・・ってなった。ロジュの声が少年ぽかったり、キュウ爺さんの舌打ち連打があちらの年寄りっぽかったりいろいろ見どころ(聴きどころ)あった。そしてアクションやっぱり見入ってしまう〜!動き早いし戦闘力に差があると一瞬に終わってしまうし、何があったか分からなかった所も3回目でようやく目が馴れてくる。無駄にテンション上がるので格闘シーンだけ4DX使ってほしい(無茶)

女の子:お兄ちゃんありがとう

小黒:別に!

で地下鉄が地上に出てサッと窓の外が明るくなるところが爽快すぎて毎回万歳三唱したくなりますね。

2021年1月3日
KBCシネマにて鑑賞
 

 何度観てもいいです。バトルシーンどれも好きなんだけど風息×画虎戦と地下鉄の戦闘が最高に上がるよね。あと自分の己界に閉じ込められた小黒が見えない壁に囲まれてる所は4回目でも切なくて泣きます。何度観てもいい。円盤早よ。

2021年2月6日 
イオンシネマ福岡にて鑑賞
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