粘土と線画がメタモルフォーゼしていく唯一無二のアニメーションを生み出し、中でもフランク・ザッパとのコラボレーションで知られるビックフォード。
その彼の後期の作品。
この頃にはビックフォードは自分の作品を外に出す事に興味が無くなっていて、
アトリエにはおよそ1時間分くらいの未撮影の原画が残っていたけどフィルムにはしておらず、周りにいた人達がひとかたまりを集めて持って帰り、撮影する(それが短編になる)という事が起きていた。
自分自身の使命は世界の心理を記録することと発言していて、
そのアニメで描く世界の様子、世界観をオールオーバーするアニメになっている。
と、トークショーで語られていて納得した。
イメージフォーラムの「ブルース・ビックフォードと(の) アメリカ、そして宇宙」にて。