ラ・ヨローナ ～彷徨う女～の三鷹のネタバレレビュー・内容・結末

先に泣く女のほうを見たせいか、これももっとオカルトじみてる話かと思いきや。
グアテマラの軍事政権時に起きた先住民への虐殺行為の批判が込められているなんて、こりゃホラーというより社会派ドラマだよね。

最後にエンリケ将軍の命を奪うのはアルマではなく、彼の妻であったところをみるとやはりホラーの皮をかぶって痛烈に政権の行為を批判、それだけではなく女性達がこういう男たちの犠牲になっていた事を言わんとしていたという珍しいパターンのホラー映画だったかな。