fishmutton

パラサイティック/モーテル・アカシアのfishmuttonのレビュー・感想・評価

2.4
眠かった。

寄生生物パニックホラーを期待したが、そこまでが遠く感じた。
クローズドシチュエーションスリラー、土着神話風って感じ。

吹雪の中、山奥のモーテルでじっとり話が進んでいく。
乳白色のネバネバ、毛ガニモドキ、第九地区風。
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父の助けを求め、彼に認められることを夢見てやってきた息子。彼が“移民施設”と伝えられていたのは、国境近くの山奥にある寂しいモーテルだった。小さなロッジ風の外見とは裏腹に、中は冷たく広がるコンクリートの箱。冷えた缶詰の乏しい食料。その一室にある奇妙なベッドには怪物が飼われていた。父親は男を食らうその生き物を飼い慣らし、国境越えを求める移民を食い物にしていたのだ・・・。

主人公:青年。モーテル・アカシアでの殺人行為に嫌悪感を示すも、生き残るために親父と同じことをする。
父親:アンジェラに移民を言葉巧みに誘わせ、怪物に移民を殺させることで稼いできた。車で事故った後、メキメキしてた。
アンジェラ:病気の息子サミュエルを救うために金が必要。主人公の父親とは、男を連れてくることを条件に金をもらう契約をしている。
ジェームズ:恋人と越境しようとしてた。凍える主人公を拾った。その流れでモーテル・アカシアに来ちゃう。うっかり見つけた例の部屋で盛って、ベッドの糧となる。
女:ジェームズの恋人。凍える主人公を見捨てられなかった。うっかり見つけた例の部屋で盛って、怪物を身篭もる。

怪物:土着の森に住む怪物っぽい。「木の上に棲むもの」。男を喰らい、女を求める。男は食料に、女は繁殖に使う。ネバネバしてる。幼態は毛ガニっぽい。成体は虫っぽい。繁殖に使われた女は木になる。親父もメキメキしてたから、怪物に関わったら木になっちゃうんかな?
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