どんどん作品の世界観に入りこまれていくのと非常に音楽が素敵な作品だった。バディものとしての二人の友情を描きつつも変に描きすぎない、喋りすぎない良さみたいなものがあった。叶えたい夢と現実との狭間や二人の微妙な関係性、そして展開。このバランスがとても良くて最後まで目が離せなかった。
映像がすごく惹き込まれるロングショットでゆったりとしていて完全にそこに居るような気持ちになっていったのも良かった。ただ、暗すぎて何をしているのかよくわからないシーンがややあって、映画館だからなのかその辺がやや残念だった。
前半ひじょーーーにゆったりとした入りなのとあまりにも何も起こらないのでややウトウトしてしまったところはありつつもそういう心地よさも含めてと捉えるといい映画だったという読後感があってとても良かった。
キャスト★3.8
ストーリー★3.7
プロット★3.6
バイブス★3.5
演出★3.9
映像★4.2
音楽★4.0
全体★3.8
