まもりたい。抱きしめていたい。
そんな映画。
本当に期待を裏切らなかったので、今のところ、今年のベスト。
演技指導もあったのかわからない、どこまでがフィクションかわからない。
しかし、リアルが最高のフィクションにどれだけ近いのかということを思い知らされた。
たまたまYouTubeで予告編を見て、学校の閉校や、主人公の可愛さに気を取られ、ずっと見たくて仕方ないものの、地元では一切やらない映画で。やっとありがたいことにAmazonプライム・ビデオで鑑賞。
無秩序に並べると人生、伝統、恋愛、地域、家族、など様々なテーマを考えさせられた。
この芯に迫るような、また、無感情とも言えるような、そしてセリフのようでせりふらしからぬ会話で回っていく映画だからこそ、卒業のシーンや文化祭、そして、おじいちゃんとのシーンは胸がギュッとなった。
ユナも可愛いし、たつにいもかっこいいんだけど、芸能人的な意味ではなくて、素朴な美であったと思う。ちなみにおじいちゃんが私の一押し。
よくもプライベートや公の場に入り込んで、このような私的な映画を作ったなぁと。このような映画を作ることをよく許したなぁと。
ところどころ、画が美しすぎる。
色々な意味で記録として価値がありそうな作品。
円盤出たら買うかも。配信でも買ってしまおうかな、、、、。
等身大の女子中学生を追った映画。故郷への感情を思い出させます。