このレビューはネタバレを含みます
警察署でフォーム記入する場面から沸々と怒りが湧いてくる。社会全体が高齢者に冷たすぎて心痛いけど、ここまでじゃなくとも自分に思い当たる節あるし、いろいろ考えちゃうな。
ひとり堂々と歩いてるところ、母親に支えられながら婦人警察と別室に向かう性被害に遭ったであろう女の子とすれ違うヒョジュンさんの背中、苦しすぎる。さすってあげたくなる。
「性被害に遭ったのはわたしのせい?」この言葉の重みがすごい。
実際の事件の結末は悲しいものだけど、このストーリーの最期は、主人公の強かさが勝った。