はなれ瞽女おりんの作品情報・感想・評価・動画配信

『はなれ瞽女おりん』に投稿された感想・評価

horsetail

horsetailの感想・評価

3.5

岩下志麻はくわえタバコで「わてや」と吠えてるイメージだけど。「極妻」以前はこういう弱弱しい女だったんだ。
集団に属する瞽女が男とセックスすると集団から追い出されて〈はなれ瞽女〉になる設定。原作を読ん…

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leyla

leylaの感想・評価

3.8

瞽女(ごぜ)=三味線と歌を生業に各地を渡り歩く盲目の女性

幼女の頃から瞽女として生きるおりん(岩下志麻)は、男性との性交渉を禁じられている瞽女の規律を破り「はなれ瞽女」になり、旅先で脱走兵の男(原…

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盲目の三味唄弾きの女性である瞽女。

男の交わることを掟として禁止し、交われば瞽女の集まりから追放され、はなれ瞽女として一人で弾き語り歩くしかない。


そういう人の話で、なぜ禁止せざるを得ないのか…

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牧史郎

牧史郎の感想・評価

3.5

撮影監督・宮川一夫がとてつもなさすぎる。

海や川の撮り方…裸で沐浴する場面のこの世離れした美しさ…言葉を失う…

でもちょっとだけ物足りなさを感じるのは監督の特質な気がする。

画面も岩下志麻も美…

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お伝

お伝の感想・評価

3.0

目が見えない瞽女を見下して群がる男たちが気持ち悪いんだけど、瞽女のほうも抱かれたいと思ってしまう皮肉。男と女はヤッたら終わりだと、ヤらないから関係を続けられるのだと、それを教えてくれるのが非国民脱走…

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mirchisan

mirchisanの感想・評価

5.0

永遠の名作に私が推します。
かつて、新潟には瞽女さんがいた。そして、男と関係を持ったせいで「はなれ瞽女」になってしまった人も少なくなかったろう。おりんもその一人として描かれている。若い岩下志麻、樹木…

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カラン

カランの感想・評価

4.0

シベリア出兵とかいう話が出てくるので、1910年代末のことのようである。昔、東北や北陸では、目の見えない女の子は三味線を担いで門付けにまわる旅芸人になったという。母が失踪したおりんも6歳で瞽女のお師…

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benno

bennoの感想・評価

4.1

篠田正浩監督作品…2作品目…。

《瞽女》とは盲目の女旅芸人…彼女たちは瞽女屋敷という住居に集団で住み厳しい掟や躾の中…三味線の修行を行います…そして各地を巡って三味線や瞽女唄と言われる語り物を披露…

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mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5

元々凄まじいまでに残酷で何一つ救いの手が差し伸べられないストーリーなのに、それを岩下志麻が(役柄上いつもの強烈な眼力を隠す形ながら)入魂の演技で心苦しさを何百倍にもしてくるので、凄い作品だなという事…

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lag

lagの感想・評価

3.9

恥晒しで追放されて名誉に関わり口外できない。ひとりぼっちで寂しくて寒いのにおみゃあさんなんでおらを抱かない。養う力もなく逃げられて凍え死にさせた。別れが来てしまうまでもう少し一緒に旅をさせてほしい。…

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