LEGION

権力に告ぐのLEGIONのレビュー・感想・評価

権力に告ぐ(2019年製作の映画)
3.5
セクハラの濡れ衣を着せられた検事がその告発を遺して亡くなった女性の真相を探る中で大韓銀行の売却問題に直面していく様子を描いた社会派ドラマ。主人公の捜査の進め方や話し合いの強引さは問題アリだったが、それ以上に個人や周りの利益だけを追求した不正の闇深さが脅威的なもので、ふとしたきっかけから段々と真相に足を踏み込んでいく物語の展開は興味の惹かれやすい作りになっていた。実話ベースとして未だ解決しきれていないという点が難しさのある問題であることを認識させてくれる。
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