ルチア

「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択のルチアのレビュー・感想・評価

3.3
BS12にて観賞

2202の総集編って事で観てみるかと。
なんたって一番最初のヤマトのリアルタイム世代なので、気にはなるんである。
なので、2199は全部しっかりと劇場で観賞して、それなりに楽しめたが、2202についてはさすがに「もういいや」という気分で観てないので、総集編で観るくらいならと言ったとこで。

冒頭の2199のあたりは楽しめたが、肝心の2202の部分になると確かに上手くまとめてあるのでお話自体はそれなりに分かるけど、正直「めんどくさい」。
それだけで充分に美味しい食材をこねくり回して妙な味付けを付けまくって、何がなんだか分からないものにしてしまった感じ。
今どきの世代にはウケるのかも知れないが、私のようにオリジナルをリアルタイムで夢中になった世代にはもはや別物。
ただし、音楽は当時のものを壊さず再現されてあって素晴らしい。
劇中のどうでもいい主題歌?は受け付けなかったが、最後はちゃんと知ってる曲で締めてくれた事で気分良く観終われた。
最近の「シン・~」同様に、音楽で救われている。
結果、またオリジナルを観たくなるだけの映画であった。
ルチア

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