このレビューはネタバレを含みます
号外/
【暴力の伝播と連鎖・・・】
主人公・?の様な扱いの兄貴が面倒見が良くて(寝取られた「売春宿で拾ってきた」と蔑む様になってしまった女にも最期復讐のバイカーが襲ってきたら銃を渡して自分の身は自分で守る様に導くし)
「暴力そのモノが【悪】ではない・・・」
ような
【錯覚】
を起こさせるような描き方が
秀逸
その売春宿女は・・
転がり込んできた主人公に
「浮気をバラすって脅されたの」
・・?などと
【嘘】
言うし
最期の最期・・・
銃を渡して命を救ってくれたショーン・ペン似の彼を
【その銃で何の躊躇もなく速射し抹殺】
・・・『ホント暴力って救いようもなく止まんないね』・・・
カナダ映画制作陣の相変わらずな深い洞考察に唸る。