アーシャ

サイレント・トーキョーのアーシャのレビュー・感想・評価

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)
-
若者の能天気、バカさ加減が容赦なく描かれる。
ハロウインの騒ぎを見れば、
こんな風なものかなと思う。
警備の言うことは聞かないくせに、何か有れば警察や人のせいにするんだろう。アホのYouTuberも実際あんなもんだし。
現代の若者の、バカ丸出しの面を晒すという意味ならよく描けている…けど、戦争反対という
テーマに関しては
重くも深くもなかった。
もしこれが小学生が考えたストーリーなら
しょうがないだろうけど…。
戦争反対なのは同感だけど、
アメリカ映画とかと比べると当然だけど、雲泥の差で悲しくなるね。
「ハートロッカー」や「アメリカンスナイパー」でも
戦争のP T SDが描かれてた訳だけど、あのヒリヒリする緊迫感と
焦燥感がまるで違う。
日本は経験してないから、といえばそうだけど、
映画の中で言われていた「想像力がない」とは
まさにこの映画の作り手に
当てはまるんじゃないのか。なんとも皮肉なものだ。
アーシャ

アーシャ