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ネコナデのぉゅのレビュー・感想・評価

ネコナデ(2008年製作の映画)
3.6
2023年 鑑賞 23-58-09
BSテレ東 改め キャッ東 シネマスペシャル にて
小説版や漫画版も製作された、2008年のTVドラマを再構成した作品で、「恋文日和」「プール」等の大森美香監督(今作では担当していないが、「デトロイト・メタル・シティ」「カイジ 人生逆転ゲーム」「宇宙兄弟」等の脚本を担当されている)による、一流企業の人事部長の鬼塚太郎(大杉漣さん)は、自分にも他人にも厳しい堅物人間で、会社のためには非情な人事も厭わない冷酷な人物と恐れられるが、ある晩彼は公園で子ねこが捨てられているのを発見する。あまりの愛くるしさに、思わず自宅前まで連れ帰ってしまう作品。
登場人物の名前など一部変更されている

ー 鬼の口にもネコナデ声 ー
この作品で共演した猫を撮影後から家族になったという噂を聞き...

“飼いますよ 責任持って飼います あなたも1匹くらい救ってあげたらどうですか?”
とても冷血そうな鬼塚とある若者カップルの言葉、猫を育てるゲームとロボットでの「よろしくお願いしますよ」、新人研修と夜の猫の捨て子探しと鬼塚の本当の人柄、あの子猫かわぃぃ と「ほどほどにしとけよ」、子猫とミルク(ドラマや映画でミルクあげたりするけど、本当は下痢になるそう)、トラという名前に決まった子猫と好待遇になったトラと鬼塚の二面性が強まった、トラが心配過ぎて探し回る鬼塚と「そこにいたのかぁ?」というようなホッとしながらも嬉しいを含んだ表情!、あのロボットはここでっ⁉︎、研修社員の田中(黒川芽以さん)と田中の姉と人事部の君島(青山倫子さん)、田中とネコ缶だらけのゴミ袋、あいつと君島は... 、もたいさんとネコオークション、ヒラマヤン?雑種の大きな猫?ともたいさんは●●た!、猫愛や責任の有無や対応での喧嘩と社歌を歌いきった研修社員久我(入山法子さん)、ヒラマヤンと田中「えっ?苦しくないですか?」、ある事実と鬼塚はヒールを... 「でも猫は追い出せなかったみたいですね」、田中の研修のまとめが刺さる!、鬼塚の決断と猫被っていた、「じゃあ 行くか!」

ラストのシーンでちょいグズグズ... 必死で耐えた... 私はダメだな... あの現実での話と絡めたら、なんか大杉さんちにトラは本当に行ったんだなぁと思うと嬉しくて... 作品もそうだが、現実の後日談含め凄く温かい気持ちになった作品だった!改めて大杉さんの御冥福をお祈りしたくなる作品だった。

「お前といると胃痛がなくなる 人生で初めてだ 私が先のことを考えていない」

「ああ 猫はいい!」
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