エルヴィスのCHまちのネタバレレビュー・内容・結末

エルヴィス・プレスリーの半生を描いた伝記映画。

エンターテインメントの世界では必ずお金が絡んでくるから、ビジネスに徹するマネージャーの姿勢というのは売れるためにはある意味正しいのかも知れない。

だからこそ、エルヴィスが不憫でしかたがなかった。自分のスタイルで歌うことができなくなってしまうことへの苛立ちや不満。それが爆発してしまうのも頷ける。

マネージャーに振り回されたエルヴィス。

終盤に実写で出てきた太ったエルヴィスを観て、何かかわいそうになって泣きそうになった。

スターゆえの悩みってこういうことなんだというのをうまく表現してくれた作品だったと思う。

ただ、もっとエルヴィス個人に焦点を当てた感じで進行してくれた方が個人的に好みではあった。その辺はボヘミアン・ラプソディの方が好みだったなぁ。