デイミアンチャゼ兄ィが、映画作りや映画史に想うこと…
その過剰なまでの思いのたけを徹底的にブッ込んだ【189分😅】の力作でしたよ。
一幕目の乱痴気騒ぎ💃🕺が今作そのものを体現していると言っていいでしょう。
ですのでソレ↑が体質的に受け付けられないかたも多かろうなので【早めにスクリーンを出ようか?の基準】になりましょう。
映画に音声が付きはじめた頃から、自身の作風にケチが付きはじめるブラッドピット…
ハーレ・クインはまだマトモな人に見える、今回のマーゴットロビー…
島耕作もびっくりする出世街道、ディエゴカルバ…
が一応の主役ではありまして、彼らの波乱万丈な人生を軸にはしておりますが【当時のエンタメ界に漂う空気の再現】がメインテーマなんです。
時に監督の意地の悪さすら感じさせる描写は苦味と苦笑が入り混じり、クライマックスは凄まじい映像の奔流に飲み込まれるような体験ができます😭
ただ【やはりこの長さが必要だったか?は疑問ですよね】🤔
しかし思えば『ラ・ラ・ランド』も賛否両論でしたよね。
個人の基準で評価の振れ幅が大きく変わるから、チャゼ兄ィ作品には吸い寄せられるのだけど。
モノの数時間で半年ぶんのオッパ○を観ることになるでしょうなど、多少心身の準備は必要かもしれませんが、劇場で見てこそ意味のある映画と言えるでしょう。