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バビロンのfalcon16のネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ブラピ扮するジャックはどうやらジョンギルバートがモデルらしいということを鑑賞前に知ってしまい、これは悲しいラストになるかなと想像しながら視聴。
何やらブラピの声が他作品に比べて若干上ずっているような印象(ジョンギルバート寄りの役作り?)を受けた。

ハリウッドでの今の常識が通じないほど規格外で下品で華やかな面。サイレントからトーキーへの移り変わりによる俳優の扱いの変化やさまざまな環境を巡るダークな面。見所は多い。

ある種の歴史物というジャンルの映画になるかと思う。
ラストシーンのモンタージュに関して言えばこれまでの歴史ありきで今の映画も成り立っているということが伝わる。
必要とされなくなった人も映画を再生すれば何度でもそこに甦るというようなセリフもあったし歴史の一部として永遠に人(少なくとも俳優は)は生き続けられる。
ラストのメキシコ人の涙もまぁ納得。
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