甲斐よしひろが歌ってた。
「映画を観るならフランス映画さ…」
僕はフランス映画観るたびにこの曲を思い出す。
フランスのコメディ映画は当たり外れが激しくて、ミスタービーンのようなハチャメチャなものからウイットに富んだオシャレなものまで様々だ。
当然ハズレで途中でゴミ箱に行くやつも多い中、本作品はそのギリギリを巧みに突いている。
フランス人が好きな男前は猿顔なのだろうか、ジャンポールベルモントもそうだね。
でも彼はコメディではない。
この映画の主人公ダニーブーンも普通のおっさんで、日本人から見ればそんなにカッコ良くは無いものの、話が進むに連れてジワジワとカッコ良く見えて来るから不思議だね。
シリアス路線で行ってもおかしくないストーリー展開がコメディタッチで二度美味しい、そんなお勧め映画です。
映画を観るならフランス映画！
だね。
