けんたろう

X&Yのけんたろうのレビュー・感想・評価

X&Y(2018年製作の映画)
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イカれた女が起こすイカれたおはなし。

狂気のアンナ・オデル。始めはマジで理解不能。


まぁでもちょこっと考えてみよう。
ある2人が彫った「XoY」の文字からして、今作のタイトルも&よりも、原点を意味するOを使った方が良かったのでは。

たぶん…たぶんだけど、作中のアンナ・オデルは男と女の2次元座標における原点を探りたかったのだろう。
だからあんなにsex、そして子どもに執着していたと推測できる。

けれども彼女は原点に辿り着くことはできず、恐ろしいラストを迎えた。
アプローチの仕方を間違えた、恐ろしい映画だった。