イカれた女が起こすイカれたおはなし。
狂気のアンナ・オデル。始めはマジで理解不能。
まぁでもちょこっと考えてみよう。
ある2人が彫った「XoY」の文字からして、今作のタイトルも&よりも、原点を意味するOを使った方が良かったのでは。
たぶん…たぶんだけど、作中のアンナ・オデルは男と女の2次元座標における原点を探りたかったのだろう。
だからあんなにsex、そして子どもに執着していたと推測できる。
けれども彼女は原点に辿り着くことはできず、恐ろしいラストを迎えた。
アプローチの仕方を間違えた、恐ろしい映画だった。