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わがままなヴァカンスのhitujinopooのレビュー・感想・評価

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)
3.2
「プラネタリウム」を観て内容はともかく絵的に久々に好きなテイストのものだったので、こちらも観てみた。
こちらも当たりでした。
というかこちらの方がちゃんと内容もあったし、プラネタリウムとは違うテイストながら、絵的な美しさにきちんと満たされました。
後から調べたところ、フランスのソフィアコッポラと言われているらしい。
それを聞いてちょっと納得。
絵的な美しさと、女子たちを魅力的に撮るのがうまい監督さん。
こういうのは女性の監督ならではと思う。
ソフィアコッポラ好きさんなら多分この監督にも惹かれる人多いであろう。
他の作品も観てみたくなった。
内容的には、とりあえずあの主役の子、流されなくて良かった。
大人の男の人がちゃんとした人だったので、それも運が良かったし。
これは運悪ければ最悪な事にもなったろう。
原題は、"簡単な女ではない"みたいな意味。
クソ邦題で安いエロ路線にされてしまってるけど、ほんと勿体無い、ちゃんとした美学や意味のある映画で、どちらかと言えば少女目線のガーリー映画なのに。
若い女性へ向けた、若い女性が観るべき映画と思う。
そしてとても美しい映画。
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