ぽち

祟り蛇ナークのぽちのレビュー・感想・評価

祟り蛇ナーク(2019年製作の映画)
3.1
カレーと寿司を同時に食べて、おまけにドリンクが牛乳だったってぐらい統一感のない演出だが、そこが独特のカラーを偶然にも出していて楽しめる作品。

笑い、恐怖、涙の境目が無いのはたぶん単なる監督のセンスの無さだとは思うのだが、その素人臭さが逆にギャグとなっていて、もしこれを狙って作っているとしたら今後もヒットを飛ばせるのだろうが、どうもその後は監督作も無いようでやはり偶然っとことだろう。

たんに横を向くだけの動作になぜかカンフー系の効果音がついていたり、悪霊と普通に会話していたりとそのセンスは独特。

でも本国ではマッシュヒットをしたようで、調べてみるとなんと3作目まで出来ていてシリーズ化しているようだ。監督は同じポンタリット監督なので、多分同じカラーでできているのだろう。
ちょっと見てみたいかな。

ヒロイン的な女性を演じたジャニーン・ワイゲルがまん丸顔でかわいかった。彼女は女優より歌手として有名らしい。

作中のギャグより監督のセンスを笑いながら観ると楽しめる作品。



余談。
最初にバスに乗っていた3人のうち、一人(あれは女性だよね)があまりにも凄い。って言うか、ひとめ見たら忘れられない顔。

このページに載っているパッケージの写真。左上の青っぽい悪霊のような顔。これお化けじゃないですよ~。特殊メイクしてないですよ~。笑

凄いインパクトの女優さんで、できたら彼女も入れて4バカカルテットでやってほしかったなぁ。
ぽち

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