佐藤快磨監督、脚本と編集。凄いわぁ
オリジナル脚本の良さをキャストの方々が見事に引き出して作品として届けてる。
心がかき乱される。主人公のたすく(仲野太賀さん)がどうしようもない。イライラさせられ、ここぞというときに限ってどうして？
親としての自覚のなさ。
約束したよねと色んな感情が込み上げてきた。
代々受け継がれてる"なまはげ"伝統文化
秋田に住んでるたすくなら継承する大切さを分かってるはずなのに…何て事をしでかすのだ。子供じゃない大人だよ。
苦情の手紙、書いてくれた人の思いをくんでしっかり読んでよ！それも出来ないとは…いつまでも大人になれないたすく
誰しもいきなり大人になるわけではない
娘が生まれたからって直ぐに父親としての自覚が生まれるわけではない。
たすくにとって、親って大人ってどういうものなんだろう。
自分は東京に逃げても家族はそこにとどまる。家族の事を考えたことはあるのか。
たすくが突然帰って来たとき家族は"お帰り"と受け入れる。居場所。
親って、家族ってそういうもの。
たすく演じた仲野太賀さんが見事な演技！最後の最後で見せてくれた本気からたすくの心情が伝わってきた。
また、ことね演じた吉岡里帆さんも見事な演技！眼差しがリアルで車の中で語り合うシーンは胸に突き刺さる。
