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トゥモロー・ウォーのkuuのレビュー・感想・評価

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)
3.9
『トゥモロー・ウォー』
原題 = The Tomorrow War
製作年2021年。上映時間138分

劇場公開を予定していたのが新型コロナの影響でAmazonでの配信提供になったSFアクション米国映画。

ある日、2051年からのタイムトラベラーが現代に突然現れ、人類は30年後に未知の生物、名前をホワイト・スパイク。
ヤツらとの戦争になり、やがて敗北するという衝撃の事実を告げる。
人類が生き残るための唯一の希望は、現代から民間人と兵士を未来に送り込み、戦いに参加することだという。その1人として選ばれた高校教師ダン・フォレスターは、まだ幼い娘のために世界を救うことを決意。
優秀な科学者や疎遠になっていた父親とともに、地球の運命を変えるべく立ち上がる。

設定の人類と未知のエイリアンの攻防が複数の時間軸で描かれてるのは私的ながら新鮮でした。
それから、父親との葛藤を抱える主人公。
死闘で父親の行動はこれまでのパターンっ違い予想を裏切ってくるとこは以外にもよかったかな。
鋭い動きと高性能な攻撃でウジャウジャ攻めよるホワイト・スパイクとのドンパチはハラハラドッドキ。
いくら弾をぶち込んでもブチのめせない高い守備力に飛び道具まで持ってる宇宙人に加えて、未来に送り込まれた現代人が軍人ちがって一般の中年野郎と女子が主戦力主体てので、ハラハラドッドキ感が吉野家でいうならニク頭(牛肉大盛)。
フィクションってわかってても面白ったっす。

宇宙人やUFOはたまたオーパーツはタマランす。
脱線&余談ながら🙇‍♂️

現実の現代において
米国防総省が本年6月25日に公表した報告によると、2004年以降に米軍関係者が未確認飛行物体(UFO)を目撃した144件のうち、何を見たのか解明できたのは1件のみだという。
他の143件で目撃された飛行物体については、地球外のものだという可能性を同省は排除していない。
また、米国軍パイロットが撮影し、2020年に公開されたビデオの画像が軍関係者から流出した。
小生は宇宙人やUFOの話が大好きですし、話としては面白い。
ですが、この発表には何か政治的な思惑を感じてます。
広大な宇宙には地球と同じ様な星や、生命体は必ず存在してると思います銀河系には少なくとも36の知的文明が存在するって研究結果もあるし。
ただ、仮に一番近いであろう知的生命体が存在する星から地球に来るのに幾年かかるだろうか計り知れない。
その距離を旅できる高いレベルの知的生命体の飛行船に乗る異星人からしたら低能な地球人のレーダーにロックオンされるのはかなり弱すぎるし如何がかなぁと思います。
また、実際には、米国防総省はそれが地球外のモノ(ロックオンが可能)なら恐れるに足らないと思ってるのかと思う。
なら、未確認飛行物体を米国はどうとらえて脅威を感じてるか?
考えれるのは、中国やロシアなど仮想敵国の技術による現象の可能性が大きいのではないかと考えてるからやと思います。
米国にとっては敵か見方かわからない異星人より、中国やロシアの宇宙軍や高性能で飛行できる軍事物体の方が、喫緊の脅威だと云えるんやと思います。
米国防総省タスクフォースは今後、情報収集能力拡大の方法を検討しており、『予算が追加』されれば報告書で提示した内容の研究が進むはずだと議会に呼びかけていることでも分かるように予算の追加の口実にこのような茶番劇をしてるのかと。。。

夢のないことをツラツラ書き綴り申し訳ありません🙇‍♂️。
まぁそんなリアルな世知辛さをぶっ飛ばす本作品SF映画でしたぁ😊
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