🐈ザマべ🐙
MCUに楽しさと手軽さを取り戻す代償に、ヒーロー映画としてとても大切な何かを失った1作
最近のMCUの中では画面が明るく綺麗でコンパクトに纏まっており、何より主演3人の華やかさと愛嬌が魅力的なところが好印象✨
その中でもMsマーベル:カマラの若くてキラキラした存在感がだいぶ救いになってました。ドラマより何倍もチャーミングで、ただのファンガールからヒーローへ成長していく様がとても微笑ましかった☺️
ブリー•ラーソンのキャプマも相変わらずスタイル抜群だし、前作から健在の戦闘時の不敵な笑みから得られる栄養がたっぷり（笑）
その一方で今回はあまりにひどい展開、到底容認できない発言がヒーローの口から飛び出したことがショックだった。
中盤スクラル人の居留地が破壊されて全員は救えないという重めな展開になるが、なんとか全員を助けようと頑張るカマラに対して「もう無理だから諦めろ」と言うキャプマ、、、そんな残酷な事ある⁉︎
いわゆるトロッコ問題で大勢のために少数を犠牲にするという選択をした訳だが、ヒーローなら、いやヒーロー映画ならせめて最後まで救う姿勢は見せて欲しいしそれが無理なら何らかの悔恨は映さなきゃダメでしょ。合理的にそんな判断をするんならサノスと何の違いがあるというのか😱
今回の騒動の大元の責任もキャプマにあるし、同じく滅びかけたミュージカル惑星のその後がどうなったかも分からないし、つまるところ脚本がダメという事なんだろうなぁ。尺を短くするという事が目的化された結果なんだろうか🤔
頭空っぽにして楽しいだけでは済まされないくらい大きなやだみを感じてしまいました😭
【個人的シーン】
・3人が入れ替わりの練習をするシーン。ダブルダッチに入れないカマラとか狂おしいほどキュートが溢れてて最高だった👍
・楽しい猫祭りのシーン🐈
・ヴィランの顔がまるで悪役に見えないほど無邪気なクリクリお目目だった
