このレビューはネタバレを含みます
低評価だけどそんなことないだろと思いつつ見始めたけど…結論、繋ぎっぽさ100%
敵の迫力のなさ
入れ替わりの醍醐味を活用しきれない
出だしは良かったけど徐々にこの作品のどこにも盛り上がりがなさそうなことがわかってきて見るのがしんどくなってくる
キャロルダンヴァースの特異さ、アベンジャーズの面々の中にあってもバランスブレイカーとしか思えない個人最強クラスの出力、1人で何でも解決できる万能さをストーリーの中に落とし込むことが面白みだったのに、いきなりただの普通の一キャラになってしまって面白みが消失
おそらくやりたかったのは、ほぼ最強のヒーローであるキャプテンマーベルを1人の人間として扱うこと、そこからの成長、ということなんだろうけど、映画として面白くなくてもこれをやる意義とは…と思ってしまった
後々でやりたいこと、つまり先を見据え過ぎて、繋ぎのために犠牲として作られた一本のようにしか思えない
そんなことこっちは知ったことでないので、これを作るなら前作でやめておいて良かったのでは？とげんなり
作り手のやりたいことのために観客を蔑ろにしてはNO
猫出せばみんな迎合すると思ったら大間違いよ
シリーズじゃなくて映画を一本一本楽しみたい人にはしんどい映画
どこに向かうんだマーベル、と心配が沸点に達した一作でした
