紅茶

裏アカの紅茶のレビュー・感想・評価

裏アカ(2020年製作の映画)
1.0
久々にとんでもない映画を観てしまった。

普段なら、"この映画が好きな人は読まないで!"と忠告をしているのですが、今回は……忠告無しにしときます。

まず良かった所は、主演の瀧内さんと神尾さんの演技です。とりあえず、この2人には何の罪もないし、この2人じゃなきゃ最後まで観てられなかった。

瀧内さんも、「火口のふたり」とかで荒井晴彦脚本を読んでいるはずなのに、なんで、この脚本で出演しちゃったんだろう。

あとは撮影です。良い撮影だなぁと思ったら、片山慎三監督の「さがす」や「岬の兄妹」外山文治監督の「ソワレ」の方だったんですね。

そして、ここから酷評になってしまいます。
まず最初らへん。嫌な予感のモノローグがあります。
渋谷の街を背景にモノローグで、「あの頃何でも出来るような気がしていた」という超ダサダサモノローグ。

そしてタイトルシーンは、首都高?を映したカラオケの映像みたい。「裏アカ」と出たとき、物凄く恥ずかしい気持ちになりました。

終始、この映画、音楽に編集。そして演出が究極的にダサいです。

主人公の真知子のインスタは、いいねとかフォロワーは少なくて、後輩の若い女の子は、多いって感じなんです。それで、真知子が嫉妬するんですが、そもそも"若いから"っていうのが、何かもう違うような気がする。
根本的に、真知子のインスタがダサいだけか、単に魅力が無いだけだと思う。
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