辛すぎた。
点数が付けられない。
父が晩年認知症になり(レビー小体型)
とても辛い思いをしたので。
時計に固執して探し回るところ、ああ、その通りだと…父の場合は何故か500円玉を無くしたと言っていつも探していた。(さらに幻もあった)
ママに来て欲しいと泣きじゃくるところも、
田舎のおばあちゃんに会いたがってめそめそする父を思い出した。
どこの国の人間でも、本当にその通り、そういう風になっていく
認知症の事を本当に理解している人が作った映画なんだと、介護の体験のある人達が作った映画なんだと思う。
若い頃だったら
へええ〜なんだかたいへん、訳わからないけどそうなの?だったかも。
今は辛い、辛すぎる。
アンソニー・ホプキンスの演技も素晴らしかった。これを演技できるのはある意味羨ましい。本当はしっかりしているのでしょうから。
私も遺伝的に,と言うか誰でも認知症になる可能性がある。
介護の仕事を選んでくれる人々には、ただ感謝しかない。