れいさんるるる

キネマの神様のれいさんるるるのレビュー・感想・評価

キネマの神様(2021年製作の映画)
4.0
すみません。
偏見持ってました私。

「あー、あの寅さんとか撮ってる監督のでしょ?」って。「ザ!日本映画って感じのやつでしょ?」って。

チケット、たまたまいただいたので「菅田くん出てるし行こう〜」って見てきたんですが、、、

いやあ、、すごいよかったです。

なんなら、『ちょっと色々詰め込んでる「ニューシネマパラダイス」じゃない?』ってくらい好きだったかも。 

菅田ファンとしては安定の演技に大満足☺️めいちゃんも最高にイキイキ!

他の皆さんも、みーんな役にはまってましたが北川景子さん、小林稔侍さん、宮本信子さんが特によかったです。

北川さんの美しさはあの時代に
ほんっと合ってる。腕時計の演出もよかったなあ。

宮本信子さん、好きだなあ、いいなあーーそして若いとき、めいちゃん。うんわかる!つながってる。違和感なし。

小林稔侍さん。
学生時代、何故か喫茶店で小林稔侍さんが
女子大生に声かけてるのを見かけて以来、
なんか好きじゃないーーって思ってたんだけど(w 。 今思えばナンパだったのかもわかんないし、ナンパだとしても私には全然関係ないことなのだけど、なんか「ちょっと有名だからってさ、このエロオヤジ!」って感じで😅 若い潔癖さって怖いわあ。

小林稔侍さん、すごいよかったです!
偏見持っててごめんなさい。

ストーリーは男女の愛、家族愛、友人愛、夢と現実など、、とってもてんこ盛りで、
今感想書こうと思ってもいくらでも書き用がある映画なのですが、
私が好きだったのは孫のゆうたくんとおじいちゃんが力を合わせて成し遂げるところ、寺島しのぶさんが息子のゆうたくんにありがとうっていうところです。

基本的にアル中、ギャンブル依存症は、私は許容出来ないし、「それでも愛されていた父」みたいな変換はなんだかなーとげんなりするんだけど、、その気がないわけではないのだけど、、

でもじわーとくる好きな映画でした。
映画、映画館でずーっと見続けよう。
映画が、映画館が好きでよかったなあ。