とんかつ

逃げた女のとんかつのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
3.6
気になってたサン・ホンス監督の作品。
1人の女性、ガミが3ヵ所で知人を訪ねる。

ひたすら会話だけが続き、カメラワークも変わらなければ、カットもほとんど入らない。
ほんとに会話だけ、説明無し。
なので謎多き映画になっている。
「ガミはどんな人なのか?どんな過去が?」
「この人とガミの関係は?」

ガミは、何かにのめり込んだりしなさそうだが、視野が広く、たくさんのものに興味を持つ。広く浅い人。
そんな人かなと思った。
ただ、過去では何かにのめり込み過ぎて失敗した事もありそうだなとなんとなく……。

こんなふうに、「ガミはどんな人なんだろう?」と自然に想像を巡らせながら観ていた。

とても心地よく、とても暖かい映画だった。
ガミに会いたい。
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