そそ

野獣の青春のそそのレビュー・感想・評価

野獣の青春(1963年製作の映画)
4.2
スピード感のあるハードボイルドもので、とても面白い。プロットは組織を相討ちさせるという単純明快だが、主人公が両組織に通ずる事になる為生まれるサスペンス、相棒殺人犯を捜索するミステリー等要素が入り交じるので物語の推進力があるし、(当たり前だけど)それぞれちゃんと纏まって結末を迎えるので後味が爽やか。復讐を誓うタフな主人公、野本興業のサディスティックな兄弟、特攻組長等個性的なキャラクターや、特徴的な画作り(特に窓を開けたら黄砂が降り注ぐ外が見えるのが幻想的で素敵)もおもしろかった。
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