原題『Berlin Alexanderplatz』(2020)
監督：ブルハン・クルバニ
脚本：マーティン・ベーンケ、ブルハン・クルバニ
撮影 : ヨシ・ハイムラート
出演：ウェルケット・ブンゲ、イェラ・ハーゼ、アルブレヒト・シュッヘ、アナベル・マンデン、ヨアヒム・クロル、他
1920年代に出版されたアルフレート・デーブリーン著の1920年代のベルリン市井を詳細に描写した現代ドイツ⽂学の傑作 都市⼩説『ベルリン・アレクサンダー広場』を原作とした、過去に犯した罪を背負いつつ良い⼈間になろうと誓うが、社会環境にぶつかり犯罪社会へと滑り落ちていく物語はそのままに、登場⼈物や物語の設定を⼤胆な解釈のもとに再構築した、愛・⾦・裏切りに翻弄されるギャングたちの物語とし、ベルリンの最貧困層で生きながら、そこから抜け出そうともがく不法移民の青年の苦悩と愛を通して、現代社会が抱える貧困・人種・難民の問題をスタイリッシュな映像で描いた犯罪ヒューマンドラマ映画。
原作未読。
「難民」映画。
そして、
「もがき」映画。
原作を読んでいたらもっと面白かったのかなぁ…どうなんだろ…
