このレビューはネタバレを含みます
同名映画に寄り道しましたが、ようやく最初の目的を達成。
ちゃんとハイジャックされました!
ところが残念なことに、まったく合わない
がっかり体験となりました。
色々、新味はあったものの、細部の矛盾や登場人物の不手際がストレスすぎて楽しめず!残念!
主役に全く感情移入できなかったのも障壁になったかも。
客室乗務員との間に2歳の息子がいて、共働き。なぜ結婚してないのかな?
まぁ、これはプライベートなんだけど…このヒトに共感できない要素になっちゃう。なんのための設定?
また、人質が一般男性のときは、やむなく見殺ししたのに、縁者となると、人が変わったように必死の呼びかけ。
人の情としては自然だけど、あらら…という感じ。
それに加えて、乗務員側の無防備さ!
万一に備えての装備とか対策、訓練をしてないの?と物語とはいえ、ウンザリした。
実際には色々対策済みだと思いたい。
コックピットに侵入された際のマニュアルってないのかしら。武器になるものがひとつくらいあってもいいのでは。
他のハイジャック映画でも同じような侵入があったけど、コックピットに食事を運んだり、気軽に開け閉めしすぎ!
航空法で、ハイジャック時、何があっても開けてはいけないとあるなら、通常時から極力開けないようにすればいいのに。
あらかじめ食事は運んでおくとか。運航中だし、簡単なメニューでいいでしょう。
そして、交渉の余地がないことを知らしめるため、コックピットとの連絡方法を遮断するとかね。
そういう映画だとわかっていても、観ていてストレスしか感じられなかった。
こんなことではリアルに遭遇したら真っ先にパニックになって、顰蹙をかいそう!