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My Little Sister(英題)
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『My Little Sister(英題)』に投稿された感想・評価

[死にゆく兄と戦う妹] 30点

優秀な劇作家だったリサは、家族とともにスイスに移住して以来作品を書いていない。夫マルティンの運営する学校で教師を務めながら二人の子供と生活しているが、彼女の心はベルリンで舞台俳優として活躍する双子の兄スヴェンの方に向いている。彼は白血病を患っており、いつも以上に不安定になっていて、双子兄妹の結束は平時以上に強まっていく。しかし、それは夫やスイスとの関係性が反比例的に悪化していくことと相関していた。仕事にも復帰できず、妹に迷惑ばかりかけて自暴自棄が加速するスヴェン。そんな兄を心配するあまり夫や子供たちを脇に置いてしまうリサ。そんな二人を心配しながら、タイミング悪く"家族の未来のために"と称して引っ越しを提案するマルティン。というありがちな図式は、病状だけが進行する中で何も変わらず、兄が死にかけている現状を受け入れられないリサは全ての選択肢を塩漬けにし、蔑ろにされたマルティンまでも意固地になっていく。

夫婦喧嘩の描写は両成敗的に描きたかったのかもしれないが、バランスを取るための過剰さが目立ちすぎて、途中からスヴェン本人が(死んでもないのに)映画から滑り落ちていくのが苦しかった。ふとした瞬間に胸が詰まることはあるのだが、演技演出物語画面構成など、どれを取っても平均的で特筆すべき部分がない。

本作品はベルリン映画祭のコンペ部門に選出された作品で、プレミア公開当日はニーナ・ホスとラース・アイディンガーというトップ俳優共演とあって盛況だったらしい。今年のベルリンはこんなのばっかり。いつか観たMelanie Waelde『Naked Animals』と同じく開催国枠だろう。
シカゴ国際映画祭にて。

ニーナ・ホスとラース・アイディンガーが兄妹を演じるドラマ。ベルリンコンペ作だったみたい。

舞台俳優でシェイクスピア劇に備えていた兄がガンにかかる。妹はかつて戯曲を書いていたことがある。

兄のためにもう一度舞台を…という流れだったけど、舞台は特にフォーカスされず、あくまで兄妹とその家族たちの変遷を描いてたような。

難病モノで泣かせようとか大袈裟に悲しんだりというありがちな演出なく、良い意味でリアル、悪い意味では地味な映画だった。

ラースとニーナは兄妹役だったけど、数分違いの双子だったみたいだ(見落としてた)

男女の双子兄妹の絆を描いたドラマってあまり見たことないから新鮮だったな。

ドイツ映画かと思ったらスイス映画だった。

クリスティヤン・ペッツォルドの作品のニーナ・ホスが好きでどうしても出てほしかったからフランス語圏俳優ではなくドイツ語圏俳優を活かせる舞台設定にしたとか監督が言ってた(舞台はドイツとスイス)