アーシャ

望みのアーシャのネタバレレビュー・内容・結末

望み(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

タダシはただただ可哀想だった。気の毒だった。
自分の知らない所で勝手に
自分の事で揉め事を起こされ、
そのせいで巻き添えのような形で命を奪われて、しかも
加害者と疑われ、世間からマスコミから隣近所、仕事相手からいわれなき誹謗中傷を受ける。
マスコミと世間は特にいい加減で無責任で、一番罪深い。
犯人じゃなかった場合の事は考えもしないのだろうか?

タダシが、生きていたら加害者、
加害者でなければ死んでいる、という可能性があった。その事で夫婦は
ぶつかりいがみ合い、責め合う。
加害者であっても
生きていてほしいと願う母親の気持ちもよくわかる。


しかし、タダシは
立派な男の子であった。
加害者どころか
友人を助けるために…


犯人ではなく、生きているという
結末なら良かったが…


とにかく
不良グループから恐喝された場合は
警察に言うしかない。
自分達だけで解決は無理。
タダシの友人の家は
裕福な建築屋のようなので、
そっちに打ち明ける手もあったのになあ。
などと考えてみる…


タダシは
先輩にワザと怪我させられ
サッカーを続けられなくなり、
不良の揉め事に巻き込まれ、
殺されて、加害者と疑われるという最悪が重なって、大変気の毒だった。こんな不幸があるだろうか。
理不尽だなあ…
アーシャ

アーシャ