マグロ

海を待ちながらのマグロのレビュー・感想・評価

海を待ちながら(2012年製作の映画)
3.7
漁に出る途中、嵐に巻き込まれ妻と船員を全て失った男。
10年ほど経ち村へ帰郷するが、なんと海は干上がり砂の土地と化していた。
彼は失われた妻を求めて砂漠と化した海で船をひたすら引っ張るのであった……。

初フドイナザーロフ監督。
すごく面白かった!黄色い砂と透き通る海。ロケーションが最高すぎる!
航海がテーマなのに海のシーンが極端に少なく、絵面はほとんど砂なのが素敵。
汗でまとわりつく砂は大好きです💕

1人の男の後悔と贖罪の物語ではあるが、非常につかみどころのない作りだった。
観念的と思えば具体的、壮大かと思えば卑近。
大したことはないだろうと思って特集上映行かなかったのを激しく後悔。他の作品も見ればよかった〜!!

そしてちょくちょく出てくる白いハト可愛い〜と思ってたら、なるほど聖書モチーフの作品だったのね!!納得!!!!!🕊️
マグロ

マグロ