キモサベ

Swallow/スワロウのキモサベのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
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ちょっとこの“ビー玉女”には同情できないなぁ・・・の自分でしたが

まずは覚書として
・“羊”が表すものは? 宗教、信仰
・その“羊”や、ホラー的な描写、そして主人公の妊娠・・・ときましたので、てっきり「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)を浮かべてしまいましたよ
・“愛してる”とか“幸せ”といった言葉が、これほど空虚に思えた映画も少ないんじゃないかと
・タイトル自体が「飲み込む」の意味だったのですね
・飲み込んだ“異物”は排泄される・・・で、トイレのシーン
・こういう“自傷行為”もあるのですねぇ
・外の“うすら寒い”景色・・・ここ(現状)から逃げられない的な
・“行為”はエスカレート・・・なのに流れるポップな音楽、からの~“胃カメラ”
・ハンター出生の秘密・・・ほ~ら、やっぱり“宗教”だっ
・そして“あの男”との対峙

・・・などなど、何かと示唆、暗示にはことかかない映画でした

感想です
冒頭、同情できない・・・なんて書いてしまいました
が、ハンター、すなわち“女性”といった方がよいかもしれません・・・の背負うものの“重さ”“大きさ”がわかるにつれ、彼女を見守る、案じる自分に変わっていました

ただ、ラストはラストとしてある種の“兆し”を感じさせてくれたのですが、これからの彼女をまだまだ“不安視”する自分がいました
キモサベ

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