Miri

私のプリンス・エドワードのMiriのレビュー・感想・評価

私のプリンス・エドワード(2019年製作の映画)
4.0
主人公のフォンは10年前に偽装結婚をした
婚約者のエドワードからのプロポーズをきっかけに物語は動く、ファンは偽装結婚が解消されていないことに気づき相手とコンタクトとる…彼女はこのことをきっかけに自分のアイデンティティや自由について考え始め、苦悩する
序盤に出てきた亀が不自由な水槽から不自由な水槽に移ったようにフォンも結婚というものがすごく不自由に感じていたのだろう、香港という街の狭さ、閉塞感がそれを助長している。
客観的にみるとフォンはすごく自己中心的で何もわかってないエドワードが可哀想に見えるが登場人物全員に問題があって、それに苦しんで矛盾したり周りに迷惑をかけたりしてしまうのは自分も人間だからすごくわかる
彼女は水槽から飛び出して自由になる

フライヤーのデザインがすごく良い
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