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言い知れぬ恐怖の町のmiのレビュー・感想・評価

言い知れぬ恐怖の町(1964年製作の映画)
4.2
ハゲと酒飲みには厳しい世界線ではあったが、とにかくトリケ警部の人物造形が秀逸。
ほんとに、あっという間に本筋に入るスピード、間抜けという言葉では収まらない署内でのぶっ飛んだやり取りがめちゃくちゃ面白いし、村人や憲兵たちのキャラもたっててワクワクが持続する。
一瞬で知れ渡る職業、冒頭の歌通り頻発する事件、異様に目立つダンロップの看板、最後に見せる警部の優しさ。
「ケピ帽を脱げ!禿げるぞ」



2021劇場鑑賞6本目
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